故人や故人の家庭の宗教によって葬儀のやり方は異なるため、訃報を聞いてお通夜や葬式に参列する場合、前もって故人の信仰していた宗教を遺族に確認しましょう。大まかな違いとして挙げられているのは仏式と神式、そしてキリスト教式です。
神式とキリスト教式のときに数珠を持参してはいけませんし、仏式で数珠を忘れるのも失礼に当たります。式によって亡くなられた方を正式に悼む形となるため、正しく理解して参列しましょう。まれに故人が特に何も進行していなかった場合、特殊な形式になる可能性もあります。
この場合には故人を偲ぶ遺族やプロの手によってプロデュースされた特殊な形式となることも忘れないでください。基本的にどの形式であっても、喪服に違いはありません。但し持参する数珠が必要か、それ以外のものを持参するべきかになるでしょう。
例としてキリスト教式の場合、香典の代わりに花を持参して献花することもあるといわれています。但し昨今ではあまり多くの生花をもらっても対応しきれないため、お花代として香典代わりに現金を持参することも少なくありません。
神式の場合は玉串料となります。のしや持参する袋も異なるため、確認してから持参してください。なお、どの宗教でも宗派によって細かな決まりごとがあることも珍しくないため、前もって遺族や請け負っている葬儀社の人に確認しましょう。
どんな信仰を故人がしていたとしても、故人を送ることに失礼がないようにある程度配慮することが重要です。